伝統がとか昔のままでとか言ってられない

京都行ってました。

市街地から遠く離れた貴船神社にいきました。

紅葉にはちょっと早い時期の平日ということもあって、混んではなかったです。

さて、ここ貴船神社。

読みは「きぶね」ではなく「きふね」だそうです。

各地の貴船神社は「きぶね」だけど、ここだけは「きふね」が正式らしいです。

黄色い船に乗ってたから「黄船」から「きふね」だとか。

まあ、そんな豆知識はどうでもよかったですね。

 

時代の波に乗っていかないとやばいんだね

って、改めて感じたことがありました。

これ。

「一瞬の感激を、永遠の記憶に。」

上手いこと言うよな〜なんて思いつつ。

確かにスマホが水没してデータが消えたとしても、それぞれのSNSに写真を投稿してたら消えずに残ってますもんね。

一瞬の感激、外国人の方も一眼やコンデジで写真を撮ってる人って少なかった。スマホの人が多かった。

スマホと自撮り棒片手に「びゅーてほ〜‼︎」「おぉ〜えくせれんと‼︎」と言ってました。

発信したくなるように。

誰かに感動を伝えたくなるように。

どんどん発信してねー!!って思っていることを伝えないと、こういう伝統的な場所ってわかんないよね。

 

変わらないといけない部分

伝統を大事にとか、古き良き時代のままでとかは、建造物や環境のことであって、『集客』に関して昔のままではダメなんだってこと。

どんなに由緒正しい神社だって、どんなに歴史ある有名なお寺だって、運営するには(運営とは言わないのかもしれないけど)観光客が来ないと廃れていって維持できなくなっちゃう。

若い人にも、外国の人にも、その年代の人に、その国の人に、伝えてもらうのが一番。

神社でここまで徹底的にSNSを利用してて、Wi-Fiまで完備してるところ初めて見ました!!

 

この貴船神社で有名な水占みくじってあるんです。

水につけると文字が浮かび上がってくるってやつ。

私もガイドブックやらで見たことありました。

これに、QRコードがついてるんです。

なんと、QRコード読み取ると内容が希望の外国語で表示される!

しかも音声で読み上げてくれるんですって!!

これはすごい。

おみくじって日本語だから、外国の人が引いても読めないから、その楽しさを感じられない。

でも言葉の壁さえなくせば、観光んくる外国人も全員が引く可能性がある。

『分母を増やす』こと。

革命のファンファーレって本にも書いてあった。

きっと今からこう言うことをやる神社やお寺、観光名所ってもっと増えるんだろうな。

TVや新聞や広告からの情報よりも、いち友人の情報から行動に移す人が増えている世の中だから、

個人に発信してもらう=宣伝 に力を入れること。

どんな企業や仕事でもここをうまくやるかやらないかで、1年後2年後が大きく変わるんだろうな。

 

これを自分の仕事に置き換えて、何を取り入れて行動できるかを考えなければ。

帰り道取り掛かったお店の軒下にあった置物。

なんか縁起が良さそうだから写真撮ってきた♪