辞書よりツイッター

母がですね、弟の家になってた木の実を持って帰ってきましてね。

なんの木の実かわかんないと言ってまして。

お家にある植物辞典で調べるよって言ってたんです。

名前もわからないのに、1ページずつ写真見ながら探すの?と私は思ったのです。

で、私が思ったのは『困った時のお友達』!!

 

ツイッターに写真を載せて、聞いてみました。

食べてみたいけど怖いよね。

 

そしたらものの数分で

フォロワーさんのお一人 向井さんがコメントくれまして。

親切な向井さん。 もちろん会ったことはなし。 勝手に登場させちゃいました( ̄∀ ̄)

親切に、ヤマボウシの説明を書いてるサイトのリンクまで貼って教えてくれました。

すぐさま、母に「これ、ヤマボウシだってー♪食べられるんだってー♪けっこう美味しいらしいよー♪」と教えてあげれました。

サイトで確認もできたので安心して食べてみましたよ。

外側の硬めの皮をむくと黄桃みたいな色の果実。

サイトには『ライチみたいな味で、ちょっとねっとりしていて少し酸味がある』みたいなことが書いてあった。

でもサクランボみたいに真ん中にタネがあって、ふつーに甘めで美味しかった♪

腐る手前くらいの柔らかいやつは甘くて、ちょっと若いのはあまり味がしなかった。

こうやってドキドキしながら初めてのものを口にできたのも、そのモノの情報がきちんと入ったから。

昔だったら、名前がわからなかったり、辞典などがないと調べようがなかったことが、繋がりから教えてもらうことができる。

友達が増えると「誰か一人くらい知ってる人がいるかもしれない」という期待が持てるし、

実際にいるもんなんですよね、一人くらい。

リアルだったり、ニッチな共通点だったりで、仲のいい繋がりも楽しいけど、

それと同じくらい、自分の今ある枠にとどまらず、異業種の友達、異文化の友達がいることも自分の世界を広げるために必要だなと思うのです。

それが簡単に可能になっている世の中だし、今までだったら知らないままで過ごしていたであろうとこが、情報として流れて来る面白さをツイッターで日々感じているわけです。

川のように流れるたくさんの情報の中から、何が自分のアンテナに引っかかるかは自分でもわからない。

それが楽しいと思える感性がこれからはもっともっと必要になっていくのかなと思う今日この頃。

世界は広い。

知らないより知りたい。

自分より賢い人も、面白い人も、変な人も、みてみたい。

私にとって、そんな好奇心を刺激してくれるのがツイッターなのかなと思うのです。