「心が感じられないんだよ」という父の言葉から感じたこと

お引っ越し記事です。
2016年8月に書いた記事。
この記事、書いた後、お友達から反応いただきました。

 

超アナログなうちの両親。
スマホにしたらいいのにと勧めてはいるものの、ずっとガラケー。楽々ホン。
電話とメールしか使わないから不便ではないみたい。
家にパソコンはないので(職場にはある)ネットを使うことはほぼ無し。
もっぱら情報はTVと新聞。
TVも基本、NHK。
まあ、ネット環境の「便利」を感じたことがないから、「不便」とも感じないわけです。

年配の人が、長い目で見て感じることって真理だと思う。

お盆ということもあり、昼間っから程よく?酔ってた父との会話で、今の便利な世の中の話になりました。
「今の子たちは、いろんなことがデジタル化してて、心が感じられない」
そんな父の言葉に、その時は自分が使ってないからだよ、ちゃんと心は感じられるんだよってちょっと心の中で反論してましたが、夜になって考えてみると確かになって思ったのです。

うちの父は、人のお世話が大好きな人で(面倒見がいいというか、でしゃばりというか、余計なお世話も多い気がしなくもないけど)、昔っから町内会の役員だったり、PTAの会長だったり、何かのグループの役をしてたり、今でもボーイスカウトのなんかしてたり、とにかく大人とも子供ともたくさん接する機会が多い人なんです。
そんな父、70年以上生きてきている人が
「最近の子(人)は、便利になりすぎてて、人として大事な心がどっかにいってる。」
と言うのです。
(家で、私がしょっちゅうスマホを見ているに対して、何も言ったことなかったけど、私に対しても心ではきっとこんなこと思ってたんでしょうね。)

 

便利だけど、人が感じられない世の中になった

確かに、いろんなモノのデジタル化が進む前は、筆跡を感じる(手紙)、声を感じる(電話)、存在を感じる(直接会う)が主流で、誰かと繋がろうと思ったらこのどれかを使うしか手段はなかった。
しかも、スピードを重視しようとしたらより相手を感じる方法になるという世の中だった。(手紙→電話→会う)

それが今は、スピードを重視すると「相手を感じない(会わない)」方法になるんだから、世の中の仕組みがひっくり返ってるんですよね。

それによって時間短縮や経費削減といったありがたいこともたくさんあるけど、「人と人の繋がり」という視点から考えると、どんどん遠のいているんだろうなと思うのです。

これからの世の中も、私たちの日常生活にロボットがもっと使われだすと、確実に人と人が接する機会がどんどん減ってくると思う。

だから、今のうちにもっと「人と接すること」、「人を感じること」、「人と繋がること」を重視していかないといけないんだろうなって思うのです。

人と会わなくても仕事(生活)ができる。
人と会話しなくても仕事(生活)ができる。

確かに家から出かけなくてもいいから、時間のロスもお金(交通費)のロスもなくなる。
文字でのやりとりの方が、なにか問題があった時に残しておいて確認できる。
パソコン一台で好きな場所で仕事ができる。
メールの方が相手の邪魔をしないし、都合のいい時に返信できる。

でも、いろんなミスや不便なことがあって、嫌なやりとり(クレームとか)も多いかもしれないけど、そこから学ぶこともたくさんあると思う。
自分にとって嬉しくない(楽しくない)やりとりを排除していって、成長する子供はきっと人の心のわからない子になる可能性が高いんじゃないかと思う。

こんな時代だから、人とリアルに接することが大事だと思う

まだ私の年齢だと、不便だった時代もわかるし、今が便利になったってこともわかる。
でも、私たちから見て今の便利なことが当たり前に育った子供には、有り難味も便利さも、どんなに言ってもわからないんだと思う。
私たちも当たり前に慣れていって、有り難味がわからなくなるのも時間の問題かもしれない。

「(心が感じられないってことを)なんとかしないとダメなんだよ」
と父は言ってました。

たくさんの大人も子供も見てきたから感じる危機感なんだと思うのです。

生身の人と接することで、
写真や文字ではわからない相手の空気を感じ、
相手の感情の変化を感じ、
その瞬間の自分の感情を感じ、
自分を出すこと、人をたてること、気を使うこと、我慢することを学習し、
その経験の積み重ねで相手の気持ちを察することができる人間になるんだと思う。

私が学んだエクスマ塾の藤村先生や短パンさんが頻繁に言われること。

「自分を出したやりとり」
「リアルに会うことの大切さ」

ビジネスとして、
選ばれる人になるために大事なことだけど
ビジネスの前に、
人として、
私たちが人間としての良さを無くさないために、
一番大事なことなんだよなって思いました。

「会わずに済むことが多い世の中」だからこそアナログの部分を大切にしないと、人として日本人としてのいいところがどんどん無くなっていくのかなとちょっと怖くなった夜でした。

いつも喋らないのに酔うとよく喋ってしかも何言ってるかわかんない面倒臭い父ですが、今日はいいこと言ってくれたなとちょっとだけ感謝しています笑

 

 

今読んでも、考えさせられるなーと思う。
自分で書いた記事だけど、たまに読み返したいなと思ったのでした。

大分県中津市で住宅ローン専門FPやってます。
仕事の傍、SNSを使って自分を発信することのアドバイスやってます。
好きなもの(愛犬、美味しい二文字の食べ物、お酒、おしゃべり、体を動かすこと、映画、読書などなど)を発信中。
初めて会う方にも「あ、見たことある!」とよく言われます♪

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